source: slashdot.jp
視覚障害者の網膜を直接刺激することで、視覚を提供するというデバイスは以前から研究されており、低い解像度でかつグレースケールの視覚を提供するレベルにまで研究は進んでいた。今回この技術を応用し、被験者が文字を読むことに成功したという(本家/.)。
今回使われた技術は、画像認識で文字を点字に変換し、人工視覚を使って変換された点字を被験者に認識させるというものらしい。被験者は毎秒1単語のスピードで点字を読むことができたという。
点字を指を使って読む場合、慣れていれば枚分125~200ワードを読むことができるとのことで、まだそれにはかなわないものの、この技術は点字ではない文字を読むことができるという点で有用だろう。