source: karapaia / rocketnews24
ジョージ・ラコウスキー率いるクリエイティブ集団「Thinker Thing」は、BCIと呼ばれる脳コンピュータインターフェースと3Dプリンターを組み合わせて、脳波から頭に思い描いたもの読み取り、それをそのまま形にすることに成功したそうだ。
Emotiv社のEPOCというBCIヘッドセットを使い、脳波の小さな電気インパルスを読み取ってコンピューターに送り、それを元に3Dオブジェクトを作っていくという。もちろんこの進化したモデルは、最新の3Dプリンターで読み込め、実際に現物ができるというわけだ。
では、具体的にいったいどうやって頭の中のものを実際の形にするのか?
Thinker Thingの機械は、老いも若きも誰でも使える簡単なものだ。装着したヘッドセットが脳波をひろい、そのデータをコンピューターに送る。固有なその脳波データを元に、オブジェクトのオリジナルDNAを作成、そこから3Dモデルをつくり、3Dプリンターで実物をつくる。
現在私たちが知っている恐竜の姿は実物を描き写したわけではなく、化石などから得た情報DNAを元に再現されたもの。それと同じ原理というわけだ。
(後略)