source: gigazine.net
携帯電話やスマートフォンで通話するには、本体やイヤホンに内蔵されているマイクに口を近づけて音声入力をするのが当たり前ですが、Google傘下のモトローラが、スマートフォンなどへの音声入力機能を提供する電子回路マイクを内蔵した電子タトゥーを人間の首にプリントする、という常識を覆すような音声入力方法「モバイル通信デバイスと電子タトゥーのカップリング」という特許を出願中であることが判明しました。
United States Patent Application: 0130297301
http://appft.uspto.gov/netacgi/nph-Parser?Sect1=PTO2&Sect2=HITOFF&u=%2Fnetahtml%2FPTO%2Fsearch-adv.html&r=6&p=1&f=G&l=50&d=PG01&S1=%2820131107.PD.+AND+Motorola.AS.%29&OS=PD/20131107+AND+AN/Motorola&RS=%28PD/20131107+AND+AN/Motorola%29
米国特許商標庁が公開している資料によると、モトローラが特許出願中の電子タトゥーにはマイクや無線通信用のICチップが内蔵されていて、人間の首にプリントすることで喉の振動から音声を直接拾ってスマートフォンなどのモバイル端末に転送するという仕組み。ICチップへの充電はモバイル端末からワイヤレスで行うとのことです。
モトローラが「モバイル通信デバイスと電子タトゥーのカップリング」の特許を申請したのは2012年5月3日のことで、申請の約1年後にはイギリスのメディアが「モトローラが電子タトゥー技術を研究中である」と報じていました。
電子タトゥーが商用化されれば、通話中の雑音などの邪魔な音を排除してクリアな音声通話が可能になるほか、音声入力を完全にハンドフリーで行うことができます。