source:  wired.jp ツイートや「いいね!」や「+1」と、SNSはたくさんあり、なかなか面倒だ。自分に代わってコンピューターがやってくれれば簡単でいいのに、と思わないだろうか? スマートフォンのロックを解除すると、「ツイートの自動生成を承...

8:36 by aceartacademy
source: wired.jp







ツイートや「いいね!」や「+1」と、SNSはたくさんあり、なかなか面倒だ。自分に代わってコンピューターがやってくれれば簡単でいいのに、と思わないだろうか?

スマートフォンのロックを解除すると、「ツイートの自動生成を承認してください」というポップアップメッセージが出て、自分が言いそうなことをコンピューターが表示している。ユーザーはただ「OK」を押すだけ。何も考えなくていいし、時間を無駄にすることもない。グーグルが新たに特許をとろうとしているのは、まさにこうしたアイデアだ。

この特許のミソは、グーグルはユーザーを熟知しているということだ。特許出願書類では、「電子メール、SMS、ソーシャルネットワーク、その他のシステム」からのデータを利用する、と書かれている。だからこそ、SNS上でユーザーのために「パーソナライズされた反応を生成」できるわけだ。

だが、完全に自動化されるわけでもない。BBCが最初に紹介したように、この特許ではあくまでも人間がセンターにいて、UIがポップアップを表示し、個々のツイートの承認を求めてくる。

プロモーション目的でTwitterやredditの「AMA」(Ask Me Anything:「○○だけど質問ある?」)が利用されることが増えており、マーケティングチームはこのアイデアに諸手を挙げて賛成するかもしれない(この技術を使うと想定されている有名人たちは、必ずしも関心を示していないとしてもだ)。

先日、俳優のモーガン・フリーマンが映画『オブリビオン』のPRをしたAMAは、実際には彼の広報係がやっていたと疑われているし、有名人の多くはTwitterアカウントを自分で管理していない。

企業もまた、「ロボットによるツイート」方式に乗っかろうとするに違いない。各ユーザーとのやりとりは、自動化によって大幅にレヴェルアップする可能性がある。